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あいみょん 満月の夜ならの歌詞の意味や解釈を徹底考察しました!

満月の夜なら_歌詞_意味_top

「アイスクリームってなんのこと?」

「スパンコールは何を意味してるの?」

「タイトルの満月はどういう比喩?」

あいみょんの『満月の夜なら』を聴いたことがある方なら誰もが気になる比喩表現ですよね。

Yahoo知恵袋などでも、これらの比喩に関しての質問が投稿されていますし、人によって解釈が違っているのも見ていて楽しいです^^

2018年4月にシングルとしてリリースされたこの曲では、あいみょんの曲の中でもかなり官能的な内容が語られています。

あいみょん自身は楽曲を制作する際には、「歌詞の内容は聴いた人が自由に解釈をしてもらい、何回でも聴いてもらいたい」というスタンスで制作することは広く知られています。

ですので、私もこの『満月の夜なら』を私自身の解釈で考察し、解説していきたいと思います。

今回はこの曲の歌詞の意味を考察します!

あいみょん『満月の夜なら』

※こちらの記事で行っている考察は私が個人的に行っているものです。

それぞれのクリエイターの思考や、歌詞そのものに優劣をつけるものではなく、私個人の感性で執筆させていただいております。

曲を聴いた方や歌詞を読んだ方によって解釈が変わることも理解しておりますので、ぜひ読んでいただいた方で別の解釈があれば、ぜひコメント欄で教えていただければ嬉しいです!

あいみょん 満月の夜ならの歌詞の意味を解釈・考察してみる

あいみょんへのインタビューから、この曲は男性視点で制作された曲であることが分かっています。

つまり、歌詞中に出てくる「君」はたしかに女の子で、その女の子との「ふれあい」を官能的な比喩表現を用いて描いているのです。

“女性”ではなく”女の子”と書いたのは、おそらくこの歌詞に登場する「君」は若い女性だと思っているからです。

10代か20代前半か…いずれにしても、男女の夜の行為に慣れていない、まだあどけさの残る女の子なのです。

また、この曲のタイトルである『満月の夜なら』ですが、シンプルに考えれば、

『満月の夜』

というタイトルでもよかったはずです。それをあえて「満月の夜なら」と、仮定の話をしているのです。

男性視点の歌詞

満月の夜

この2点から私が思い浮かべるのは おおかみ男 ですね。

満月の夜に男は獰猛な狼になる…的な感じをイメージさせます。

また、昔から「満月の日は狼男にご用心」と言われることも多いです。

タイトルからそういったイメージを想起させてしまう曲なのですが、歌詞の内容に迫っていくと、もっと秀逸でソフトな形で官能的な物語が展開されていきます。

君のアイスクリームが溶けた
口の中でほんのりほどけた
甘い 甘い 甘い ぬるくなったバニラ
横たわる君の頬には
あどけないピンクと更には
白い 深い やばい 神秘の香り

もしも 今僕が
君に触れたなら
きっと止められない最後まで

溶かして 燃やして 潤してあげたい
次のステップは優しく教えるよ
君とダンス 2人のチャンス
夜は長いから
繋いでいて 離れないでいて

ディープな世界 夜は魔界
暗いルームではルールなんてない
君のさりげない相槌だって
僕は見逃さない
イエスかノーかは別として
君の声仕草が物語る
心踊る 夜彩る 指が触れる

もしも今2人の指先が強く絡み
熱く離れないと分かったなら

溶かして 燃やして 潤してあげたい
次のステップは言わずもがな分かるでしょう
君とダンス 2人のチャンス
夜は長いから
繋いでいて 焦らないでいて

甘いアイスクリーム
体温を上げる小さなスクリームが
ラブリー 耳元を狂わすよラブリー
淡いルームライト
ピンクの頬が杏色に照らされて
スパンコールのように弾けて
溶かして 燃やして 潤してあげたい
次のステップは優しく教えるよ
君とダンス 2人のチャンス
夜は長いから
繋いでいて 離れないで

溶かして 燃やして 潤してあげたい
次のステップは言わずもがな分かるでしょう
君とダンス 2人のチャンス
夜は長いから
繋いでいて 焦らないでいて

引用: あいみょん 満月の夜なら 作詞:あいみょん

あいみょん 満月の夜ならのPVの意味

こちらが『満月の夜なら』のPVです。

PVではある一人の男の子にフォーカスされていますね。

あいみょんはバスタブの中でギターを弾き語り、男の子はBMXに乗っているシーンが印象的なPVなのですが、所々にこの男の子が「火」「たばこ」を手に持つシーンが差し込まれています。

火 = 熱(体温)

たばこ = 大人の男性

これらを象徴しているのではないかと思います。

また、この男の子が特に女の子とのやりとりをしているシーンは無いのですが、

あいみょんが寝そべる部屋

あいみょんがギターを弾くバスタブ

これらの部屋と男の子が生活しているであろう部屋は一緒であることが分かります。

このことから、この曲自体がこの男性目線で描かれていることを強調しており、男女の愛を確かめ合う行為を想起させています。

あいみょん 満月の夜ならの歌詞を一言で表現すると

この『満月の夜なら』は一般的には「官能的な一曲」というくくられ方をしていますが、もっと深堀りをしていくのであれば、

性への渇欲

だと思っています。

先述しましたが、曲のタイトルが『満月の夜なら』という仮定形になっていることから、この主人公となっている男性の頭の中で繰り広げられている仮想の物語だと思っています。

何かの経験を元にしたものではなく、

こうありたい

こういう展開であって欲しい

という欲求の中でつくりだされているものだと思うのです。

(女性であるあいみょんが作詞していることからもその可能性が高い)

つまり、男性のほとんどが思い描く「性への憧れ」が、より高い次元での感情となって渇欲となって表現されているのです。

この曲を一言で表すと「性への渇欲」

あいみょん 満月の夜ならの歌詞で注目すべきポイント

この『満月の夜なら』の歌詞の中で注目すべきはポイントは2つです。

1.終始繰り返される比喩表現

2.この主人公の男性と女性との関係性

この2点になります。

やはりこの曲の一番の特徴である比喩に関してはもちろん言及していきます。

しかしながら、2点目の二人の関係性に関しても考察を行っていくべきだと思っています。

なぜなら、歌詞中にはそれを暗示する言葉が含まれていないからです。

歌詞をじっくりと眺めていくことで丁寧に追っていきたいと思います。

ポイントは「比喩表現」と「二人の関係性」

あいみょん 満月の夜ならの歌詞の意味:アイスクリームの解釈

君のアイスクリームが溶けた
口の中でほんのりほどけた
甘い 甘い 甘い ぬるくなったバニラ
横たわる君の頬には
あどけないピンクと更には
白い 深い やばい 神秘の香り

もしも 今僕が
君に触れたなら
きっと止められない最後まで

引用: あいみょん 満月の夜なら 作詞:あいみょん

曲の頭から「君のアイスクリーム」という表現が入ってきています。

さらにその後に続く歌詞にも「バニラ」という言葉が入っていますね。

君のアイスクリーム = 甘いバニラ → 口の中で溶ける

これらの文章の流れから察するに、アイスクリームは、

キス、口づけを交わしている様子

を表しています。

次に続く歌詞もそれぞれに分解して考えると分かりやすくなります。

横たわるピンク白い深いやばい神秘香り

「君」はいま横たわっていて、その横たわる「君」の頬はかわいくピンクの色をしているけれども、肌そのものは白く、からだの深いところまで透けて見えるぐらいの透明感がある。

最後の「神秘の香り」はこれらの状況そのものを神秘的な状態であると表現しています。

ベッドの上で甘い口づけを交わす二人は、その空気感と二人の距離感によって甘く溶けていくのです。

「距離感」という言葉をつかったのは、いま現時点ではこと二人の距離は近い場所にあるものの、手や指で触れているような状態ではないからです。

それが最後の「もしも 今僕が~」から続く歌詞で付け加えられています。

あまくとろける二人

あいみょん 満月の夜ならの歌詞の意味:ダンスのようにリズムを刻む二人

溶かして 燃やして 潤してあげたい
次のステップは優しく教えるよ
君とダンス 2人のチャンス
夜は長いから
繋いでいて 離れないでいて

引用: あいみょん 満月の夜なら 作詞:あいみょん

改めて強調すべきはこの曲が”男性視点”で描かれていることです。その上で、

溶かして 燃やして 潤してあげたい → 君のことを

次のステップを教えてあげるよ → 君に

という表現がされていることから、この男性はこういったシチュエーションに慣れていて、相手の女性は不慣れであると想像できます。

ダンス → この場合は二人で踊るダンス

チャンス → 君のことを僕が独り占めできるチャンス

と解釈することができ、この後の長い夜を二人で楽しもうという意味が浮かんできます。

こういったシチュエーションを体験した人にしか分からない「ダンス」という表現はあいみょんならではの描写ですよね。

ダンスのようにベッドで…

あいみょん 満月の夜ならの歌詞の意味:さらに深まるふたりの夜

ディープな世界 夜は魔界
暗いルームではルールなんてない
君のさりげない相槌だって
僕は見逃さない
イエスかノーかは別として
君の声仕草が物語る
心踊る 夜彩る 指が触れる

もしも今2人の指先が強く絡み
熱く離れないと分かったなら

引用: あいみょん 満月の夜なら 作詞:あいみょん

ここからどんどん夜が深まっていきます。

1番の状態では「アイスクリーム」「バニラ」「ダンス」という言葉を使って少しパラダイス感が強い印象を受けましたが、2番はより「大人の夜」が演出されています。

魔界のようなディープな夜にしようね。

こんな暗い部屋では僕と君しかいないから自由にしていいんだ。

僕はこんなに暗くても君の仕草を見逃しはしないよ。

こういった解釈になっていきます。

1番ではまだ「触れたら~」という描き方になっていたのが、今度は「指が触れる」という断定形になっています。

1番 → これからの二人の夜への期待感

2番 → ずっと離れず長い夜をこのまま過ごす充実感

こういった感情の遷移がこの部分には描かれているのです。

1番では色を使ってより視覚的なイメージをリスナーに持たせているのですが、2番はそういった表現ではなく、ただただ二人の熱い夜の形を語っています。

空気感は一転し、深い夜へと向かう

あいみょん 満月の夜ならの歌詞の意味:通じ合うふたり

溶かして 燃やして 潤してあげたい
次のステップは言わずもがな分かるでしょう
君とダンス 2人のチャンス
夜は長いから
繋いでいて 焦らないでいて

引用: あいみょん 満月の夜なら 作詞:あいみょん

1番のサビと2番のサビを比較すると、

1番 → 次のステップは教えてあげる・離れないでいて

2番 → 次のステップは分かるよね・焦らないでいて

こういった違いがあります。

これは2番の時点では「君」もこの男性の意図することが分かっていて、「二人のダンス」がどういったものかを理解できている前提で男性が語りかけています。

どういったものかが理解できていると、「焦ってしまう」。

だからこの男性は「夜は長いのだから」と焦ってしまう「君」に語りかけるのです。

1番と2番の比較で分かる感情の遷移

あいみょん 満月の夜ならの歌詞の意味:スパンコールの解釈

甘いアイスクリーム
体温を上げる小さなスクリームが
ラブリー 耳元を狂わすよラブリー
淡いルームライト
ピンクの頬が杏色に照らされて
スパンコールのように弾けて
溶かして 燃やして 潤してあげたい
次のステップは優しく教えるよ
君とダンス 2人のチャンス
夜は長いから
繋いでいて 離れないで

溶かして 燃やして 潤してあげたい
次のステップは言わずもがな分かるでしょう
君とダンス 2人のチャンス
夜は長いから
繋いでいて 焦らないでいて

引用: あいみょん 満月の夜なら 作詞:あいみょん

ここでも出てくるのが「甘いアイスクリーム」ですね。

それに対して韻を踏んでいるのが「スクリーム」です。

スクリーム = 叫び声をあげる 悲鳴をあげる

直訳するとこういったことになります。

その後に綴られている歌詞に「耳元を狂わすようなラブリー」という表現が続きます。

ご想像にお任せしますが、夜の営みで交わされる二人の声のやりとりが描写されています。

そして、この『満月の夜なら』の中でも、最も興味をひく比喩表現が「スパンコール」が出てきます。

スパンコール = 光を反射させるために使用する服飾資材で、穴の空いた金属やプラスチックの小片のこと。

引用:wikipedia

つまり、最初はピンク色だった「君」の頬も杏色の輝きに変わり、照らされて、

スパンコールのような輝きを放っているほど「君」が美しい

という解釈になります。

時間の経過とともに二人の体は火照り、汗をかく。

汗をかいた「君」の肌は「満月」に照らされてさらに妖艶さを増して輝いているのでしょう。

PVをもう一度みていただければわかるのですが、最後のシーンが、木の上でギターを弾くあいみょんの後ろに満月が見えているのです。

そして、時間帯は 夕方 です。これから満月の夜になるということを暗示されています。

そのぐらい激しく、熱く愛し合っている二人がこの曲では描かれています。

しかしここまでの描写の中では、「君」との関係性が書き下ろされていません。

そして、それを暗示するような描写もありません。

ここからは100%の想像になりますが、

この二人は恋人ではない

というのが私の考察になります。

次のステップを教えてあげたくなるほどに若い女性である「君」

そういった経験が少ない「君」

その「君」に好意を持っている主人公が満月の夜にそういった行為を迫る妄想が表現されている歌詞だと推論します。

現実としての出来事ではなく妄想上の出来事であるかたタイトルには「~なら」という言葉が付け加えられているし、

こんなにも比喩表現を用いての歌詞になったのだと思います。

「君」がスパンコールの輝き満月に照らされる

あいみょん 満月の夜ならの歌詞のその他に考えられる解釈

その他の満月の夜ならの解釈・考察1

私は考察の中で、

「君」の体が満月に照らされてスパンコールのような輝きを放っている

ということを思案していましたが、実際には「満月」かどうかは描写としては存在しません。

あくまでも「満月」をタイトルに入れたのは、熱く燃え上がる男性の欲を表現されているのに過ぎないのかもしれません。

その他の満月の夜ならの解釈・考察2

PVで出てくる男性が寝そべっているシーンが何回か出てきます。

その寝そべる際の表情がどこか物憂げです。

これが何を意味するものなのか。

個人的には、寝そべって上を見上げていることから、

上を見上げる → 空・太陽・月

いずれかを思いながら見上げているのではないかと思います。

この点に関しては、抽象度が高くなりますが、

曲の歌詞 PVのシーン 作者があいみょん 

これらの要素を全て拾い上げて初めて分かる「欲」の表現なのかもしれません。

あいみょん 満月の夜ならの歌詞をあなたはどう考えますか

今回考察を行ったあいみょんの『満月の夜なら』ですが、比喩表現の塊のような曲でした。

こういった曲は聴いた人、タイミング、性別によってもだいぶ解釈が変わってくるかと思います。

ですので、ぜひあなたの考察、見解もお聞きしたいと思います!

「私はこう思う!」

「それは違う!こうだ!」

というものがあればぜひうコメント欄にお寄せいただければと思います^^